早いもので、新宿・柿傳の茶室にて、神崎えんさんに舞って頂く鑑賞会も節目となる十一回目を迎える事となりました。
これも偏に皆様のお陰と思っており、心より厚くお礼申し上げます。
さて今回は、「鐘ケ岬」を皆様にご覧いただきます。「鐘ケ岬」は、地唄の道成寺物の代表曲ですが、神崎流では所謂、恋の物語
としております。歌詞は本歌としている京鹿子娘道成寺から「鐘に恨みは」の鐘づくしに始まり「真如の月を眺め明かさん」ま
では清浄心を、次の「言わず語らぬ」から艶ごとを描き、廓づくしの手鞠唄になぞらえ現在進行形の恋の話を綴り「思い染め
たが縁じゃえ」と終わります。
衣擦れの音が聞こえる和室の至近の空間で、地唄舞の世界観を味わって頂ければと存じます。
舞と合わせ、渡辺 保 先生(日本藝術院 会員)による解説もございます。
下記の通り、ご案内申し上げますので、ご知友お誘い合わせの上、卯月のひと時をごゆるりとお過ごし下さいませ。
新宿 京懐石 柿傳 安田眞一(神崎流地唄舞研究会 理事)
・ 日 時 令和6年4月20日(土) 14時の会 /16時の会
※ 受付の柿傳6階「古今サロン」に開会15分前までにご参集ください。
・ 会 場 新宿 京懐石 柿 傳(かきでん)
東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビル TEL 03-3352-5121
JR新宿駅中央東口改札・新宿東口駅ビル「ルミネエスト」すぐ隣
・ 会 費 柿傳でのお食事の有無で会費が異なりますので、ご希望をお聞かせください。
15,000円(税込) お食事付き(松花堂弁当・煮物椀付):柿傳8階椅子席
10,000円(税込) お食事無し
※ 会費は当日、受付にて申し受けます。
・ 次 第 9階茶室「残月」にて
■ 渡辺 保 氏(日本藝術院 会員・演劇評論家)による解説
■ 地唄「鐘ケ岬」 舞・神崎えん
■ 後談義 神崎えん×渡辺 保氏
お電話【03-3352-5121】にて、柿傳までご連絡を頂ければ幸いです。皆様のお申し込みをお待ちしております。
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