早いもので、新宿・柿傳の茶室にて、神崎えんさんに舞って頂く鑑賞会も節目となる十回目を迎える事となりました。
これも偏に皆様のお陰と思っており、心より厚くお礼申し上げます。
さて今回は、露払を珠紫さんに恒の着物で「黒髪」、家元には本衣装で「珠取(たまとり)」と、装いも二通りで其々の演目を皆 様にご覧いただきます。どちらの演目もこの時節に合うものをと、えんさんが選ばれました。「黒髪」は、恋しい人を思い続け
る女性の心象を描き、「珠取」は海底に奪われた宝物を取り返す海人の伝説を描きます。
衣擦れの音が聞こえる至近の空間で地唄舞の世界観を味わって頂ければと存じます。
二つの舞と合わせ、渡辺 保 先生(日本藝術院 会員)による解説もございます。
下記の通り、ご案内申し上げますので、ご知友お誘い合わせの上、弥生のひと時をごゆるりとお過ごし下さいませ。
新宿 京懐石 柿傳 安田眞一(神崎流地唄舞研究会 理事)

・ 日 時 令和5年3月18日(土) 14時の会 /16時の会
  ※ 受付の柿傳6階「古今サロン」に開会15分前までにご参集ください。

・ 会 場 新宿 京懐石 柿 傳(かきでん) 新宿 京懐石 柿 傳(かきでん) 
  東京都新宿区新宿3-37-11 安与ビル TEL 03-3352-5121
  JR新宿駅中央東口改札・新宿東口駅ビル「ルミネエスト」すぐ隣

・ 会 費 柿傳でのお食事の有無で会費が異なりますので、ご希望をお聞かせください。
  15,000円(税込) お食事付き(点心・煮物椀付):柿傳8階椅子席
  10,000円(税込) お食事無し
  ※ 会費は当日、受付にて申し受けます。

・ 次 第  
  ■ 渡辺 保 氏(日本藝術院 会員・演劇評論家)による解説
  ■ 地唄「黒髪」 舞・神崎珠紫
  ■ 地唄「珠取」 舞・神崎えん
  ■ 後談義 神崎えん×渡辺 保氏
  9階茶室「残月」にて

お電話【03-3352-5121】にて、柿傳までご連絡を頂ければ幸いです。皆様のお申し込みをお待ちしております。